あらがえないと思い込んでいる個体

今日いつものように満員電車で通勤している時
赤ちゃんを抱えた女の人が乗っていました。

おいおい、この満員電車に赤ちゃん抱えて乗るかよ、
と思いながらちょっと女の人を睨んでみました。

でも私は関係ないやと思いこんな女の子供に生まれたあなたにも責任があると
訳の分からない屁理屈で自分をむりやり言い聞かせ
読書に没頭していました。

その女の人は私の隣で赤ちゃんを抱いていました。

ふと、赤ちゃんのほうへ目をやると目が合ってしまいました。

赤ちゃんは私を100%信じる瞳で見つめて来ました。

私は刹那、赤ちゃんの思念が私の目の中から入ってきて、
私の皮膚の皮一枚を残してくり貫かれた様なガラン堂なそんな感じで、
一瞬なんだけど私は知らないうちに赤ちゃんに笑顔を向けていました。

最終兵器彼女というマンガが有りますが、

最終兵器は間違いなく赤ちゃんだと思いました。

あれには勝てねえ。